記憶の本
#記憶の本
#新井由木子
#zine
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人々の奇妙な記憶がそのまま載っている『記憶の本』はペレカスブックのzineです。
品切れしていたセカンドシーズンを補充しました。
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紙マッチの大きさの小さなzineに、ひとつづつ載せている人々の記憶は、わたしが実際に聞き集めたものです。
記憶の収集は、集英社小説すばるにて7年間連載(2000-2007)、
その後2009年にYAとして出版しました『誰かの見たもの(大日本図書)』。
2016年に自身の書店pelekas bookを立ち上げてからは、zineの形で発表を続けています。
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人々の奇妙な記憶は、どれも人間の本質に迫るようでいて、それとは別に人間の作ったものではあり得ない異世界を垣間見させる迫力を同時に持っています。
中には美しくも恐ろしく、商業誌には載せられない内容のものもあり、検閲もコードも配慮もいらないzineである意義が発生しています。
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recollection001『帰る子』
recollection002『回る犬の足音』
recollection003『登ってくるオレンジの柱』
recollection004『謝る人・青びかった人魂』
recollection005『排水溝の逆立つ髪』
recollection006『Zハイツ』
recollection007『浮いている外国の青い女』
recollection008『白いなみだ』
recollection009『すべり台に映る』
recollection010『階段横の人の顔』
recollection011『土饅頭』
recollection012『龍系』
recollection013『いつも間に合わない』
recollection014『柱の人』
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各150円
10冊以上まとめ買いの場合120円
pelekas book店頭でのみお買い上げいただけます。
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